今、急速に発症者を増やしている、新型コロナウイルスによる肺炎
感染する可能性を少しでも下げるために、マスクを着用する人が増えています。
そんな中、中国ではマスクの需要が増えたことをみて、高額に設定する事態に陥っています。
中国では新型コロナウイルスの影響でマスクが高騰
新型コロナウイルスの影響でマスクの需要が激増したことで、中国の薬局運営者はビジネスチャンスととらえているようです。
その値段なんと、1枚約1000円だそうです。
原価は1枚約30円で作られているそうで、とんでもない利益を得ることになります。
非常に悪質な値上げということもあり、一部の薬局では営業停止処分を受けている箇所もあるそうです。
日本のマスクが中国人に買い占められる?
現状、日本は中国人の入国を禁止していません。
旧正月で長期休暇の中国人観光客が、日本国内のマスクを爆買いしているようです。
新型コロナウイルスによる肺炎が広がる中、大阪市内のドラッグストアではマスクの売れ行きが急増している。
「マスクをあるだけ持ってきて」。店員が倉庫に向かって声をかけた。外国人旅行者でにぎわうダイコクドラッグ道頓堀御堂筋店(大阪市中央区)では23日午後、マスク売り場を急きょ店頭に設け、一番目立つ場所に置き始めた。売り場では、中国などからの旅行者がスマホで商品を調べながら大量買い。ウイルス対策を施したマスクで、店頭から姿が消えたものもある。追加の発注をしているが問屋にも在庫がないという。エリアマネジャーの男性は「売り切れるなんてことは初めて。予想だにしていなかった。明らかに新型肺炎の影響です」と話す。周辺の系列店舗でも同じような状況で、店長は「売れすぎて、怖い」と戸惑いを隠せない。
引用元:朝日新聞デジタル
日本で新型コロナウイルスの感染が確認された例も複数件あり、日本人が予防のために購入したい場合もあります。
しかし、中国人観光客が爆買いすることで在庫が無くなることもあるようです。
日本の経済が回るとはいえ、深刻な感染拡大をしている現状、本当に必要な時、手に入らない事態に陥りかねません。
ちなみに:一般用のマスクでコロナウイルスは防げる?
新型コロナウイルスの対策として、マスク着用をよく聞きますが、本当に予防になるのでしょうか。
マスクの種類によっては無意味な場合があるとのことです。
ウイルスを含む「飛沫」の大きさは3.0~5.0μmなので、この大きさの粒子を捕えることを目的に作られたウイルス対策用のマスク選ぼう。たとえば、花粉対策用のマスクではウイルスを含んだ飛沫はうまく補足できない可能性がある。花粉は30.0μmと、飛沫の10倍の大きさがあるためだ。
引用元:FRIDAY
花粉のようにウイルスに比べて粒子が大きいものしか防げないフィルターでは、まったくの無意味になります。
また、付け方次第では、マスクの効果を受けられない場合があります。
フィルターの種類を必ず確認し、隙間ができないように着用することで、ある程度の感染予防となるようです。
最後に
ウイルス拡大に便乗して大幅な値上げをするのは非常に悪質です。
日本国内でも同じような事例が出てきてもおかしくない状況になりつつあります。
日本の場合はオークションサイトへの転売が予想されます。
日本情勢の動向にも注意していく必要があります。