日本の長崎県対馬市の三つの神社・寺院から仏像が盗難された事件が2012年に発生したことは覚えているででしょうか。
窃盗にあった仏像の中には、重要文化財に認定されているものも存在しています。
窃盗を行ったのは何を隠そう「韓国」の窃盗団なのです。
重要文化財の仏像は2体で、1体は返還されましたが、もう1体については、韓国裁判所が返還を拒否しています。
2014年にも対馬で仏像盗難事件が発生しており、外交問題にも発展しています。
そんな中、東京都港区にある、大倉集古館で保存されている、「利川五層石塔」を韓国に返還しろ!と声を上げています。
「利川五層石塔」を返還要求の経緯と、韓国側の対応についてまとめていきます。
「利川五層石塔」を巡る動きとは?
「利川五層石塔」は、鹿鳴館や帝国ホテルなどを設立した一人、「大倉喜八郎」という実業家が趣味として買い取った塔です。
東京都港区にある、大倉集古館で保存されており、見ることもできます。
「利川五層石塔」をめぐっては、2003年に在日韓国人が返還運動を提案し、2008年に還収委が設立されています。
還収委は大倉文化財団に永久貸出を提案し、お金を取ろうとしましたが、要求を拒否しています。
今回返還運動の一環として、ソウル近郊の京畿道・利川市に募金を通じてレプリカを作成することを決定しました。
慰安婦像と同じように、略奪を主張するプロパガンダをするために設立することが狙いのようです。
韓国に設置されている、「利川五層石塔」の対となる石塔の状態
左の写真は、「官庫洞五層石塔」と呼ばれるもので、韓国に設置されています。
右の写真は、日本に設置されている「利川五層石塔」です。
比べてみて分かりますが、保存状態が日本側の方が良いことが一目瞭然です。
韓国の文化財に対する意識の低さが露呈していることが分かります。
ちなみに韓国に設置されている塔は、1層目は建設されたときのものですが、2~5層は建設当時のものであるという確証はないそうです。
むしろ韓国側が略奪しにかかっている
「利川五層石塔」は購入されたものです。
売却した以上、所有権は大倉文化財団側にあるのは言うまでもありません。
大倉文化財団側が返還要求を拒否するのは当たり前で、たとえ購入したものであっても、返還すれば略奪を認めたと難癖をつけられる可能性があります。
もともと韓国に設置されていたものだからと言って、購入し一度手放したものなので、それを今になって返せと主張する行為は略奪と変わらないのではないでしょうか。
自国のことは棚に上げて返還を主張
長崎県に位置する対馬で、韓国窃盗団による仏像盗難事件が起きたのは記憶にも新しいでしょう。
こちらの事件では、仏像を購入したわけでなく、不当に仏像を持ち出しています。
所有権は対馬の神社・寺院にあることは、普通の人であれば分かると思います。
普通が通じないのが韓国という国で、地方裁判で返還が拒否されています。
国を挙げて窃盗を容認したことで、日本との国際問題にも発展しました。
今回の「利川五層石塔」返還要求とは直接関係があるわけではないですが、対馬の事件を考えても、韓国という国の異常性が垣間見えると思います。
最後に
韓国の被害者面は今になって始まったことではありません。
ホワイト国の件にしろ、対馬の件にしろ、今回の件にしろ、韓国側は全て被害者側であると主張しています。
裏が取れていても被害者であることは曲げないその意思の固さは評価せざるを得ません。
ただ、厚顔無恥を世界に広めていることを意識しなくてはいけません。
(恥と感じているかは不明ですが。)