韓国の経済崩壊は近いかもしれません。
韓国の航空会社では、日本との関係悪化で損失が膨らんでおり、乗組員に無給で休暇するようにし、緊急のコストカットを行っています。
旅行産業が崩壊してきている裏で、畜産業にも大打撃が走っています。
北朝鮮との国境付近で飼育されている豚が「アフリカ豚コレラ」という病気に感染していることが分かりました。
豚コレラに感染した豚は致死率が高いうえに、感染力が非常に強い病気です。
現状はワクチンが存在していないので、殺処分で根絶するほかありません。
感染が確認されたことで、韓国国内で飼育されている約半数の豚が殺処分される可能性があります。
この豚コレラとはどういった病気なのか、人体に影響は出るのかまとめていきます。
アフリカ豚コレラとは?
アフリカ豚コレラは豚やイノシシにのみ感染する伝染病です。
wikiでは以下のように説明されています。
アフリカ豚コレラとはアフリカ豚コレラウイルス感染によるブタの熱性伝染病。臨床症状および病理所見は豚コレラと類似する。家畜伝染病予防法における家畜伝染病であり、海外悪性伝染病防疫要領においては海外悪性伝染病の一つである。法定伝染病である。ブタ及びイノシシに特有の病気でありヒトには感染しない。日本においては、家畜伝染病予防法において「家畜伝染病」に指定され、患畜・疑似患畜の速やかな届出とと殺処分が義務付けられている
引用元:wikipedia「アフリカ豚コレラ」
現状、アフリカ豚コレラはワクチンが無く、予防することも治療することもできません。
感染した豚は、発熱、食欲不振、粘血便を示し、脾臓、リンパ節の腫大、出血性病変を発症し、致死率はほぼ100%になっています。
以上のことから、感染が拡大しないよう、早急に殺処分する必要があります。
アフリカ豚コレラウイルスの生命力
アフリカ豚コレラは加工品からも感染拡大する可能性があります。
事例では以下の通り、感染事例があります。
豚肉に 3 - 6 ヶ月間残存し、冷凍豚肉で 110 日間以上、スペイン産生ハムで 140 日間以上、燻製や塩漬のハム等で 300 日間以上にわたり活性を保つとの報告
引用元:wikipedia「アフリカ豚コレラ」
加工方法別にまとめると以下の通りです。
加工方法 | ウイルス生存期間 |
生肉 | 3~6ヵ月 |
冷凍 | 110日以上 |
生ハム | 140日以上 |
燻製 | 300日以上 |
つまり、ソーセージや合い挽き肉等の加工食品からも感染する可能性があります。
人体への影響
結論から言うと人体へ影響はありません。
豚コレラに感染した豚肉を食したところで、人体に感染することはないため、食べることを限定すれば心配する必要はありません。
人体に影響がないのであれば、処分せずに食べれば良いのではと思う方はいらっしゃると思いますがそうもいきません。
なぜ食べずに殺処分するの?
人体には影響は無いとはいえ、豚間での感染力は非常に強いです。
感染した豚はほぼ100%死にます。そのため、食用で消費する過程で他の地域にもウイルスが拡大する可能性があります。
感染拡大を最小限に抑えるために、早急に殺処分することで、国内の豚を守っていく必要があります。
日本も注意しなくてはいけない
海を渡った海外での出来事だからと言って安心してはいけません。
日本でも感染する可能性は十分にあります。
上記の通り、感染力とウイルスの生命力が非常に高いため、韓国国内で加工されたソーセージなどが日本に持ち込まれれば、感染拡大する可能性があります。
現在、空港では持ち物が検査され、申請されていない加工食品は持ち込めないようになっていますが、密輸等が頻発している現状、加工食品が持ち込まれる可能性は十分にあります。
感染地域が隣国とあり、日本での検査はより強化していかなくてはいけないです。
特に韓国と日本の関係は悪化する一方なので、一般市民が報復で加工品を持ち込む可能性も無いとは言い切れません。
(日本産イチゴ「とちおとめ」が韓国で勝手に交配される事件も起きていますから・・・)
最後に
豚コレラはその国の畜産業を滅ぼしかねないウイルスです。
韓国は感染拡大を最小限にするために、早急に殺処分してもらう必要があります。
もちろん、きちんとした管理の下、対処してもらいたいです。
(果たして管理が行き届いているかは一抹の不安がありますが・・・)