近年、就職難が続く韓国では就職できない若者が日本企業に流れ込んでくる状況にあります。
しかし「不買運動」や「旅行自粛」に続いて、嬉しいことに「日本企業への就職排除」も進みそうです。
韓国でどんな状況にあるのかを見ていきます。
日本企業への就職を排除へ
日本企業就職博覧会を保留
韓国雇用労働部は9月24、26日にソウルのCOEXで予定していた日本・東南アジア地域の就職博覧会「2019下半期グローバル雇用大展」の開催を中止するか、日本企業を対象から除外する方向で検討することを決めた。
引用:朝鮮日報
韓国の政府機関である韓国雇用労働部(日本の厚生労働省に相当)が9月に行われる「海外就職博覧会」を中止にするか、日本企業の参加を除外する方針を決めたようです。
「海外就職博覧会」とは年2回開かれるイベントで、韓国では最大規模の就職イベントです。
就職難の韓国では若者が日本企業に目を向けていて、日本企業に就職する韓国人が増加傾向にあります。
そのため「海外就職博覧会」にも日本企業が多数参加しており、今年の上半期に行われた就職博覧会では15カ国184社の参加企業のうち日本企業が115社と全体の60%以上を占めています。
昨年には日本企業だけを招いた日本オンリーの就職博覧会まで開催するほど日本での就職が人気になっています。
就職博覧会の日本語公式サイトもあります。
それによると今回で10回目のになるみたいです。
イベント名も「JAPAN・ASEAN JOB FAIR 2019」で、日本を前面に出しています。
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http://seoulcareervision.com/
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つまり韓国は国を挙げて日本企業への就職を支援している状況にあるのです。
そんな日本企業への就職人気が高い韓国ですが、最近の日韓関係での「日本製品の不買運動」や「日本への旅行自粛」の煽りを受けて「日本企業への就職排除」の動きも過熱しそうです。
韓国の就職の状況
韓国は言わずと知れた学歴主義で、上位の大学に進学できなければいい企業に就職できない国です。
受験会場までパトカーや白バイが送迎してくれるのは有名な話ですね。
新卒の大学生が正社員になれるのは10人に1人なんて話もあります。
さらに政府による無秩序な最低賃金の賃上げによって、失業率が跳ね上がっている状況にもあります。
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韓国のお寒い就職事情 新卒採用は10人に1人、大学・政府をあげて日本へ「輸出」(全文) | デイリー新潮
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一時期、若者の行き着く先は「チキン店」なんてのも話題になり、テレビでも紹介されました。
最後に
韓国の日本排除の動きは一層激化しそうですね。
日本製品の不買や日本への旅行も、周囲の目や世論を気にして賛同している人も多いと思います。
反日デモや反日感情が激化する中で「日本企業で働きたい」なんて言い出したらどうなるか分かりませんからね。
日本に韓国人を大量に派遣した方が日本のダメージになるのですが、そんな事には気が付かずに自ら日本から身を引いてくれるのは嬉しいですね。
一層チキン店が乱立しそうですね。
以上