大和ハウス工業、過去最大級の国家資格不正取得がバレる!バレた経緯や今後の処遇について

テレビCMでも良く見かける「大和ハウス」

住宅総合メーカーとして、超大手の企業でもありますが、社員の一部が国家資格を不正に取得したとして、取り消し処分されたことが分かりました。

なぜ不正取得が分かったのか、どのような不正をしていたのか詳しく調べていきます。

過去最大級の国家資格不正取得とは

今回不正取得が見つかったのは、大和ハウスの社員「349名」という超大規模な数となります。

国家資格の不正が発覚した事例の中でも最大級となっています。

不正が発覚した社員に関しては、合格の取り消しと最長3年間の受験禁止となっています。

 

どの様な不正が行われたのかというと、資格取得の条件となる、「実務経験」を会社がチェックせずに「証明書」を出していたというのです。

チェックが行われていないということは、最悪の場合、実務の経験がない社員が受けていた可能性もあります。

 

不正が行われた試験とは、国家資格である「施工管理技士」の試験で、「1級土木施工管理技士」や「1級電気工事施工管理技士」等です。

いずれの資格も最短でも3年以上の実務経験が必要となっており、簡単には取得できないようになっています。

というのも当たり前で、建築物に関わる事故は命にも関わってきますから、管理技士という現場を統括する立場に、実務経験のない人がなるわけにはいかないのです。

 

大和ハウス工業が行った不正は、建築業界において非常に悪質なものであることが分かります。

発覚の要因は「内部通報」による「社内調査」

「内部通報」と「内部告発」の違いについては以下のように説明されています。

内部告発とは,企業など組織の一員が,組織内における法令違反,不祥事,社会に害を与えるような違法行為や不正行為などを中止させるために,行政・司法機関,消費者団体,マスメディアなど外部に対して自発的に情報を通報することである。内部通報制度とは,企業や各種組織において,社員・職員などが,法令違反,規則違反などさまざまな不正行為や疑問などを組織内部の窓口に対して,匿名または実名で相談・照会,通報することを目的とした特別な通報制度である。

引用元:レファレンス協同データベース

つまり、社内の不祥事を「外(メディアや行政)」に通報するのが「内部告発」で、「内(社内の通報窓口)」に不祥事の内容を通報することを「内部通報」と定義されています。

恐らく、今回の国家資格不正取得に気付いた社員が、社内窓口に通報したことで、社内調査が実施され、発覚に至ったということが予想されます。

 

一部の不正取得社員は、受験資格について理解しておらず、その上司は確認を怠っていたことでこのような大規模不正となっています。

建設業法違反を行っていた可能性

不正が発覚した社員のうち、6名が工事現場に「主任技術者」を配置せずに現場で作業したことが発覚しています。

建設業法で工事を行う際、「施工管理技士」の国家資格を取得した「主任技術者」を配置することが義務付けられています。

違反の内容が正しい場合、100万円以下の罰金が科せられます。

 

他にも、4名が不正で取得した資格を利用して、工事現場の管理作業を行っていたことも分かっています。

住宅総合メーカーとして信頼を置いて建設を頼んだ顧客を裏切る行為を行っています。

建設業法違反で施工された物件が公開

上記の建設業法違反で施工された物件が公開されています。(※原本

大和ハウスで施工を頼んだ企業・一般の方々は注意する必要があります。

不正取得した資格で施工管理業務を行った支店も公開されており、配置時期も長期間となっているため、確認する必要が出てきています。

問題が起きていないからと言って、資格がない人が管理した工事で実施されているので、再点検などを検討した方が良いかもしれません。

最後に

受験資格を理解せずにエントリーする時点で、注意力の無さが垣間見え、工事の管理をしてほしくないと思います。

受験資格を承認した上司についても、自分のことではないからと言って、十分なチェックを行わずに承認したことは管理者としてあってはならないです。

 

最悪の場合、命にも関わってくる出来事なので、業務改善を徹底してもらいたいです。

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