本日11日午後18時ごろに、ノーベル平和賞受賞者が決定しました。
ノーベル平和賞候補でもあった、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんは受賞したのでしょうか?
受賞者の詳しい情報についてまとめます。
ノーベル平和賞の受賞者が決定!平和賞候補だったグレタ氏は?
今回のノーベル平和賞を受賞したのは、エチオピアの「アビー・アハメド」首相となりました。
スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥンベリさんは受賞に至りませんでした。
【名前】アビー・アハメド 【生年月日】1976年8月15日(43歳) 【経歴】エチオピア第15 代首相 |
アビー・アハメド首相は、エチオピア第15 代の首相で、今年の7月に、エリトリアとエチオピアとの間の戦争状態を終結させた実績が評価され、ノーベル平和賞に選ばれました。
エリトリアとエチオピアの戦争状態は、20年続いていましたが、首相の座に就くと3か月でその状態を解消してしまいました。
アビー・アハメド首相は何度も危険に晒されながらも、平和に向けて尽力
今年の6月23日、アムハラ州でクーデター未遂が発生し、アビー・アハメド首相は同日、国営テレビで陸軍参謀総長が撃たれたと発表しています。
また、昨年6月には、アビー首相が演説した政治集会で手りゅう弾が爆発し、2人が死亡する事件も起きています。
度重なるクーデター未遂により、エチオピアの安定化に打撃を受けています。
自身が危険に晒されている状態でも、平和に向けての活動を止めず、長きにわたったエリトリアとの戦争状態を3か月という短い期間で解決した手腕が評価されるきっかけとなったのだと考えられます。
最後に
グレタ氏がここ数か月で大きな話題となり、ノーベル平和賞候補まで行っていましたが、プーチン大統領やトランプ大統領からは批判的な意見も受けていました。
グレタ氏本人も、環境を考慮して船で半月かけて、アメリカに上陸していましたが、船が壊れ、修理が終わるまで自国に帰れない事態になっています。
結局のところ、飛行機で来た方が環境に良かったという、本末転倒の事態になっていた彼女が平和賞の候補に挙がったのがそもそも間違いだった気がします。
アビー・アハメド首相、ノーベル平和賞受賞おめでとうございます。