増税直前!バーガーや牛丼など、有名チェーン店の値上げ情報まとめ

10月から消費税が10%に増税します。

飲食業界は持ち帰りをすると軽減税率が適用され、従来の8%となります。

 

ただ、飲食業界は持ち帰りと店内飲食の値段を一定にする対応を取る店も少なくありません。

有名チェーン店も一定の値段設定にすることを表明しているところもあります。

 

現在の値段と増税後の値段を比較し、実質値上げしているのか、値下げしているのかをまとめていきます。

 

ハンバーガー系

マクドナルド(一部値上げ)

値上げ対象商品(一部)
ハンバーガー 単品100円→110円
チーズバーガー 単品130円→140円
てりやきマックバーガー 単品330円→340円
ポテトM 単品270円→280円

マクドナルドは、人気の単品商品を10円値上げしていくようです。

上記の値上げ商品は一部となっており、全メニューの3割が10円値上げするとのことです。

その他商品は以前の値段通りとなっています。

 

店内と持ち帰りで、レシート表示が変わるそうですが、値段はどちらも一緒になるとのことです。

 

メニューは税込み表示となります。

 

ポイント

・全メニューの約3割が10円値上げ

・店内、持ち帰りで値段は一緒

・メニューは税込み表示

 

モスバーガー(店内の場合、全メニュー実質値上げ)

モスバーガーは表示値段は変更せず、店内食事は消費税10%で、持ち帰り8%となります。

持ち帰りする場合は、軽減税率が適用され、以前通りの値段で食事することができます。

一方、店内では増税の10%が適用され、実質値上げされることになります。

 

メニューは税抜き表示となります。

 

ポイント

・本体値段は変わらないが、増税で店内は値上げされる。

・店内、持ち帰りで値段が変わる

・メニューは税抜き表示

 

ロッテリア(店内の場合、全メニュー実質値上げ)

ロッテリアもモスバーガーと同様、店内は10%、持ち帰り8%となります。

メニューは税抜き表示となります。

ポイント

・本体値段は変わらないが、増税で店内は値上げされる。

・店内、持ち帰りで値段が変わる

・メニューは税抜き表示

 

KFC(一部10円~20円値上げ)

値上げ対象商品(一部)
チキンフィレサンドセット 690円→700円
和風チキンカツサンドセット 690円→700円
ポテト(S) 単品220円→230円
ビスケット 単品220円→230円

主力の「オリジナルチキン」、「とりの日パック」(1000円)などは、お得系は値段がそのままとなります。

キッズメニュー(500円)、サンド単品などの主力定番商品も値段がそのままとなります。

 

サイドメニューが主に値上げされるとのことです。

メニューは税込み表示で、店内と持ち帰りで値段は同じです。

 

ポイント

・サイドメニューを中心に10円~20円値上げ

・店内、持ち帰りで値段は一緒

・メニューは税込み表示

 

牛丼系

吉野家

本体価格はそのままで、店内と持ち帰りで税率を変える方針で進めているようです。

メニューは税抜き表示される予定です。

 

一方で、吉野家では、増税から2週間は10%引きとなり、期間限定で値下げされます。

値引きは店内、持ち帰り共に適用される予定だそうです。

 

ポイント

・本体値段は変わらないが、増税で店内食事は値上げされる。

・店内、持ち帰りで値段が変わる

・メニューは税抜き表示

・増税後2週間は10%引き

 

すき家(牛丼はそのまま、カレーなどサイドメニュー値上げ)

値上げ対象商品(一部)
カレー(ミニ・並除く) 10円値上げ
セット(健康セット除く) 10円~30円値上げ
定食各種(生姜焼き定食除く) 20円~30円値上げ

すき家は主力の牛丼は値上げせず、カレーなどのサイドメニューが10円~30円値上げされます。

また、メニューは税込み表示となり、店内と持ち帰りで値段は変わりません

 

ポイント

・サイドメニューを中心に10円~30円値上げ

・店内、持ち帰りで値段は一緒

・メニューは税込み表示

 

松屋(牛めし並・プレミアム牛めしはそのまま、一部値上げ)

主力となる、牛めし並と、プレミアム牛めしは、増税後も同じ値段で提供されます。

その他のメニューで価格変更が予定されているが、10月1日で公開される予定となっています。

 

メニューは税込み価格で、店内と持ち帰りで値段は一緒になるそうです。

 

ポイント

・主力商品は値段そのまま

・他商品で値上げを検討中(10月1日公開予定)

・店内、持ち帰りで値段は一緒

・メニューは税込み表示

 

ファミレス系

ガスト(店内食事は値上げ)

ガストは店内での食事は10%、持ち帰りと宅配は8%が適用されます。

メニューは税抜き表示となる予定です。

 

本体価格は変更されないとのことです。

ポイント

・本体値段は変わらないが、増税で店内は値上げされる。

・店内、持ち帰りで値段が変わる

・メニューは税抜き表示

 

サイゼリア(実質値下げ)

店内と持ち帰りで価格の変動は無く、メニューの表示も税込み表示となります。

値段は変わらないので、ユーザーは意識する必要は無いです。

企業的には実質的に2%の値下げを行っていることになり、ユーザーのみが得する形になります。

ポイント

・増税後も値段変わらず

・店内、持ち帰りでも値段が同じ

・メニューは税込み表示

 

ロイヤルホスト(店内の場合、全メニュー実質値上げ)

店内での食事は10%、持ち帰りは8%が適用されます。

メニューは税抜き表示となる予定です。

本体価格は変更されないとのことです。

 

ポイント

・本体値段は変わらないが、増税で店内は値上げされる。

・店内、持ち帰りで値段が変わる

・メニューは税抜き表示

 

デニーズ(売れ筋商品はそのまま、)

和風ハンバーグやデミグラスハンバーグ、ミートスパゲティやオムライス、サラダセットなど7メニューの値段は以前と同じ値段で提供されます。

サイドメニューで値上げを検討しているようです。

メニューは税込み価格となるそうです。

 

ポイント

・主力7品目は値段そのまま

・サイドメニューで値上げを検討

・メニューは税込み表示

 

 

カフェ系

スターバックス(店内の場合、全メニュー実質値上げ)

店内での食事は10%、持ち帰りは8%が適用されます。

メニューは税抜き表示となる予定です。

本体価格は変更されないとのことです。

 

ポイント

・本体値段は変わらないが、増税で店内は値上げされる。

・店内、持ち帰りで値段が変わる

・メニューは税抜き表示

 

ドトールコーヒー(店内の場合、全メニュー実質値上げ)

店内での食事は10%、持ち帰りは8%が適用されます。

メニューは税抜き表示となる予定です。

本体価格は変更されないとのことです。

 

ポイント

・本体値段は変わらないが、増税で店内は値上げされる。

・店内、持ち帰りで値段が変わる

・メニューは税抜き表示

 

コメダ珈琲(看板デザート以外値上げ)

値上げ対象商品(一部)
ブレンドコーヒー 420円→430円
その他ドリンク 10円~20円値上げ
オレンジジュースやトマトジュース 520円→540円

ドリンク関連は10円~20円値上げされます。

一方で、看板デザートの「シロノワール」は増税前と同じ値段で提供されます。

 

店内、持ち帰りで値段は同じで、メニューは税込み表示となります。

 

ポイント

・主力デザートは値段そのまま

・ドリンクが10円~20円の値上げ

・店内、持ち帰りで値段は一緒

・メニューは税込み表示

 

中華系

王将(店内の場合、全メニュー実質値上げ)

店内での食事は10%、持ち帰りは8%が適用されます。

メニューは税抜き表示となる予定です。

本体価格は変更されないとのことです。

 

ポイント

・本体値段は変わらないが、増税で店内は値上げされる。

・店内、持ち帰りで値段が変わる

・メニューは税抜き表示

日高屋

主力商品の「中華そば」「野菜たっぷりタンメン」「餃子」「生ビール」は増税後も、値段はそのままで提供されます。

 

餃子に関しては、豚肉を増量してリニューアルしたうえで、増税後1か月の期間限定で155円で提供されます。

その他のサイドメニューで値上げをしていくとのことです。

 

ポイント

・主力4品目は値段そのまま

・サイドメニューで値上げを検討

・メニューは税込み表示

 

最後に

有名チェーン店の増税事情をまとめていきました。

特筆してユーザーにメリットがあるのは「サイゼリア」で実質値下げを行っています。

 

その他、一部値上げがありますが、キャンペーンを実施することで、ユーザーを手放さないようする対策を講じるそうです。

 

一部の企業では商品をリニューアルすることで新たな価値を見出そうとしたりと、企業努力が垣間見えました。

 

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