e-sportsの闇「JeSU」、大会の規模をオンライン大会にも広げる模様。

先日行われた東京ゲームショウにて、JeSU活動報告がありました。

報告内容の中には、今後のeスポーツの展望ついて発表しています。

参照:ライブドアニュース

色々と問題を抱えている団体がどのような未来を描いているのか、紹介していこうと思います。

 

オンライン大会にもJeSU公認大会を適用する予定

今までのJeSU公認大会は、オフライン大会に限定されていましたが、今後はオンライン大会にも適用していくことが発表されています。

オンライン大会でも多額の賞金が得られる大会もあるため、JeSU公認となると、賞金を満額獲得するにはプロライセンスを発行する必要が出てきます。

 

ちなみにライセンス料は以下のとおりです。

「ジャパン・eスポーツ・プロライセンス」 5000 円
「ジャパン・eスポーツ・ジュニアライセンス」 3000 円
「ジャパン・eスポーツ・チームライセンス」 5000 円×チーム内の人数

引用元:JeSU 公認プロライセンス規約

ライセンスは発行日から2年ごとに更新を行う必要があるため、年2500円支払うことになります。(ジュニアの場合年1500円)

 

JeSUの大会規模を大きくすることで、プロライセンス発行量が増えることで、ライセンス料で儲かることができるシステムになっています。

 

なぜJeSUは胡散臭い?

JeSUは一部のゲーマーから敬遠されていることはご存じでしょうか。

JeSUが立ち上がった理由の一つとして、ゲームの大会で優勝し、大金を受け取れるために設立したとされています。

JeSU曰く、アマチュアが高額賞金を手に入れるのは法律的な懸念があるとし、プロライセンスを発行することで、法に反せずプレイヤーが賞金を獲得することができると説明しています。

 

しかし、消費者庁の回答は以下の通りでした。

消費者庁は「プロであれば仕事の報酬として賞金を受け取る。(賞金は)『景品』に該当しない」(表示対策課)と示す。

引用元:日経ビジネス

消費者庁によると、賞金は景品に該当しないとして、プロでなければならないというJeSUの説明とは全く異なった回答が出ています。

本来の目的であるプロライセンス発行は、必要ない事が分かったことで、JeSUは不要ではないかという意見がネット上で上がり、問題となっています。

 

また、JeSUはeスポーツをオリンピック競技化しようとしています。

一方で、プレイヤー達はオリンピック競技化を望んでいる人はおらず、ゲームのプレイヤーが増えることを望んでいます。

JeSUがプレイヤー達の声を聞かずに自分たちの利益だけしか考えていないような行動に、ネットからも度々批判が出ています。

 

JeSUが幅を広げることで、賞金を得られない人も出てくる可能性

今現在もJeSUの縛りによって賞金を獲得できなかったプレイヤーがいます。

その中でも有名なプレイヤーは「ももち」選手でしょう。

ももち選手は主にストリートファイターシリーズのプレイヤーで、類まれなる反応速度で数多くの大会に優勝しています。

 

しかし、ももち選手はJeSUの設立以降、優勝賞金が10万円にされています。

東京ゲームショウでもSFV(ストリートファイターV)の大会が行われ、優勝を飾り500万円の賞金を獲得する予定でした。

消費者庁からもプロ以外でも賞金を獲得できることが明確になった後の大会優勝で、賞金の行方に注目が集まりました。

 

結果として、賞金はやはり10万円だったとのことです。

さらに、優勝の副賞として、ゲーミングモニターが贈呈されましたが、その値段を引いた、約6万円が賞金だったそうです。

 

JeSUが活動の幅を広げることで、今後このような事例が頻発する可能性が十分にあります。

 

最後に

JeSUはゲーマーになんの説明もなく、突如現れた団体です。

ももち選手も「日本における「プロゲーマー」の価値を作ってきてくれた一人一人が把握していない、知らないところのどこかの会議室で「ライセンス制度」の話が決まり、一方的にコミュニティや各タイトルのゲーマーに告知されるというのは、決して誠実ではない」と自身の会社HPで述べています。

 

eスポーツの土台を築いてきた一人でもある、ももち選手の言い分は最もな意見です。

ゲームの価値を上げてきた張本人に説明なく、勝手にライセンスを設けて賞金を獲得できないようにする団体は不誠実だと考えます。

本来ゲームの価値を上げていくべき団体が、ゲームプレイヤーを減らしている原因にもなっているように思えます。

 

JeSUの存在意義、プロとしての在り方を明確にして、ゲームを楽しんでいきたいです。

 

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