「軍艦島」上陸解禁8/10から、アスベスト誤検出の原因は?

アスベスト検出の疑いがあるとして7月31日から上陸が禁止されていた「軍艦島」ですが、8月10日から上陸を再開すると発表されました。

再調査の結果、アスベストは検出されなかったとして、上陸の再開が許可されました。

調査結果と原因についてまとめていきます。

軍艦島への上陸禁止の経緯

詳細については別途記事で紹介しています。

「軍艦島」上陸禁止、アスベスト検出の恐れ!影響や期間はいつまで?

続きを見る

簡単にまとめると、

  • 軍艦島の3か所で毎年アスベストの大気調査を実施
  • 7月の調査でアスベストとみられる繊維物質を検出(基準値越え)
  • 調査結果を受けて軍艦島への上陸を禁止
  • 8月上旬から再調査を行う予定

 

調査結果と原因

調査結果

再調査の結果、検出された繊維物質を分析するとアスベストは検出されず、繊維物質のほとんどが無害な石膏(せっこう)と塩化ナトリウムだったということです。

また8月3日に行われた大気調査では大気中の繊維物質も大幅に減少していたようです。

原因

長崎市は最初の調査でアスベストと疑われる繊維物質が基準値を超える量検出されたことについて、『梅雨時期の雨の影響で、コンクリート内の石こうが溶け出し、表面に付着したことによるものではないか』と説明しています。

 

最後に

アスベスト検出の疑いがあるとして7月31日から上陸が禁止されていた「軍艦島」ですが、8月10日から上陸を再開すると発表されました。

思ったよりも早く上陸が再開されたので本当に良かったです。

 

以上


関連記事

-社会
-