「軍艦島」上陸禁止、アスベスト検出の恐れ!影響や期間はいつまで?

長崎県の「軍艦島」でアスベストとみられる物質が検出され基準値を超えため、長崎市は7月31日に軍艦島への上陸を禁止にしたと発表しました。

軍艦島は長崎県長崎市にある離島で、正式名称は「端島(はしま)」といいます。
その見た目が「軍艦」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれています。

長崎の人気の観光名所の一つで、2015年に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。

私自身も今年の6月中旬に軍艦島に観光に行って上陸してきました。
そのことから、観光に対する影響上陸禁止の期間などをまとめていきます。

軍艦島が上陸禁止に、アスベスト検出の恐れ

長崎市は31日、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を構成する「端島炭坑」(軍艦島)で、アスベスト(石綿)とみられる繊維物質を検出したと発表した。同日、観光客の上陸を禁止した。

引用:長崎新聞

軍艦島への上陸が解禁された2009年以降、毎年アスベストの大気調査を実施しています。

今年は7月12日から大気調査を行っており、30日にアスベストとみられる繊維物質が検出されました。そして翌日の31日に軍艦島への上陸が禁止になりました。

大気調査は軍艦島の見学広場3か所で行われ、そのうち2か所で基準値の1.2倍から1.6倍のアスベストとみられる繊維物質が検出されたようです。

上陸解禁の2009年以降、毎年実施している大気調査で基準値を超えたのは今回が初めてとのことで、長崎市は「建物の劣化」が原因とみているようです。

軍艦島へのツアーを企画運営する会社「軍艦島コンシェルジュ」でも、上陸取りやめのお知らせがされています。

お知らせ
|お知らせ|軍艦島ツアー 上陸・周遊の軍艦島コンシェルジュ
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上陸禁止による影響

長崎県の中でも人気の観光名所であるだけに、夏休み期間の上陸禁止は観光産業に大きな影響を及ぼしそうです。

過去の軍艦島への上陸者数から影響を見てみたいと思います。

 

表.軍艦島上陸者数(単位:人)
年間8月9月10月
2014年 (H26)191,88112,14722,11318,191
2015年 (H27)286,93622,18429,73430,718
2016年 (H28)265,55532,62123,16926,470
2017年 (H29) 291,665
26,609
25,511
28,408

※長崎市「長崎市統計年鑑(統計表)- 軍艦島上陸者数」より

 

現在時点で公表されている、2014年~2017年の年間上陸者数と、8月~10月の月間上陸者数を見てみます。

世界遺産に登録された2015年以降は年間約26.5~30万人近くが軍艦島に上陸しています。
8月~10月で見ると毎月約2.5~3万人近くが軍艦島に上陸しています。

上陸禁止期間が続けば続くほど観光産業は大きな影響を受けそうです。

 

注意ポイント

軍艦島への上陸は禁止されましたが、観光ツアーは行われています。

軍艦島へのツアーを企画運営する会社「軍艦島コンシェルジュ」をはじめ、ほかのツアー会社でも、軍艦島の周辺をクルーザーで周回する「周遊ツアー」に切り替えて運航しています。

 

上陸禁止の期間

現時点では「上陸再開の見通しは立っていない」ようです。

8月上旬にも詳細な再検査を実施し、アスベストと確定すれば除染作業や観光の在り方を国と協議するようです。

また詳細な再検査の結果が出るのに2週間近くかかることから、最低でも8月中は上陸再開はないと思います。さらにアスベストと確定すればさらに数か月はかかると思います。

 

以上


 

 

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