ふるさと納税を巡り、賄賂を受け取ったとして、高知県奈半利市の職員が2名逮捕されています。
賄賂を送った業者の社長も逮捕されています。
犯人たちの詳細について調べていきます。
以下、報道の内容
高知県警は3日、同県奈半利町でふるさと納税を担当する地方創生課長や返礼品業者と共謀し、課長の息子の住民票を不正に移したとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで、同課長補佐の柏木雄太容疑者(41)を逮捕した。
引用元:共同通信
賄賂を受け取った市職員の詳細について
【名前】柏木雄太 【年齢】41歳 【性別】男性 【職業】奈半利市職員(町地方創生課長補佐) |
【名前】森岡克博 【年齢】45歳 【性別】男性 【職業】奈半利市職員(町地方創生課長) |
逮捕された高知県奈半利市の職員は、「柏木雄太」「森岡克博」容疑者です。
両者ともにふるさと納税の担当として市で働いており、返礼品業者から賄賂を受け取ったとして逮捕されています。
賄賂を受け取る際、課長の森岡容疑者は、息子名義の口座に対して振り込ませた疑いがあります。
また、税務調査から逃れるために、引っ越ししていない息子の住所を変更したとして「電磁的公正証書原本不実記録・同供用」の疑いでも逮捕されています。
返礼品の発注が1つの業者に集中していることが情報提供されたことで事件が発覚しています。
市の活性化を利用して汚いお金で儲けていたことを考えると、苛立ちしか感じません。
賄賂を渡した業者の詳細について
【業者名】株式会社通成水産
【住所】高知県安芸市津久茂町3430番地29
【社長】松村通成(30歳)
賄賂を贈ったとして逮捕されたのは「松村通成」容疑者です。
松村容疑者は「株式会社通成水産」の社長で、市職員と共謀してふるさと納税の返礼品発注を集中させるようにした疑いがあります。
同業者であれば発注の一極集中に気付くことができたのでしょう、リーク情報で逮捕に至っています。
最後に
今回の事例ではリークされた情報から逮捕に至っていますが、恐らく氷山の一角でしょう。
ふるさと納税を巡る問題は数多く存在します。
今後、不正が行われないように、法整備等を進めていく必要がありそうですね。