フェレットに噛まれた警察官が死亡。人を死に追いやった恐怖の感染症とは?

ペットとしても人気なイタチ科の「フェレット」ですが、感染症による死亡事故があるのはご存じでしょうか。

2002年に大分県の交番勤務していた警官が、市民の通報で「フェレット」を素手で捕獲した際に、手を噛まれました。

 

噛まれた3か月後に感染症「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」を発症し、治療を続けていました。

しかし、今年1月18日に大分県別府市の病院で死亡が確認され、公務災害に認定されました。

 

人を死に至らしめた感染症「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」とはどの様な病気なのか詳しく調べていきます。

感染症「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」とは?

蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、皮膚とそのすぐ下の組織に生じる、広がりやすい細菌感染症です。

・患部の皮膚に発赤、痛み、圧痛がみられるほか、発熱や悪寒が生じたり、より重篤な症状が現れたりすることもあります。
・この感染症の治療には抗菌薬が必要です。

引用元:MSDマニュアル家庭版「蜂窩織炎」

感染する原因として、擦り傷や虫刺され等、皮膚に傷が入った際に感染する可能性があります。

フェレット特有の感染症ではなく、普通の擦り傷からでも発症する可能性があります。

治療方法

蜂窩織炎(ほうかしきえん)の治療には、「抗菌薬」が一般的です。

医者から処方された薬を飲むことで、体内の菌を排除していくことが必要となってきます。

 

迅速に投薬していれば、数日で症状は治まりますが、完治には10日ほど抗菌薬による治療を行うそうです。

膿があれば、切開して膿を排出することもあります。

 

発熱などがある場合には、入院して静脈注射で抗菌薬を投与するときもあります。

合併症の可能性

殆どの蜂窩織炎(ほうかしきえん)は抗菌薬で完治しますが、まれに合併症として「壊死性皮下組織感染症」を発症する場合があります。

死亡率は約30%となっており、治療が遅れるとさらに確率が上昇します。

進行がひどい場合には手術で壊死した組織を切除する場合があります。

予防

蜂窩織炎(ほうかしきえん)の完全な予防はありませんが、感染の可能性を極力下げる方法があります。

それは、皮膚を清潔に保っておくことです。

野生動物を触った時や、ケガをしたときには、手を洗うことと消毒を忘れないことが重要です。

 

人から人への感染はしない

蜂窩織炎(ほうかしきえん)は人から人へ感染することはありません。

例え発症部分に触れても感染する可能性はないそうです。

 

警官は入退院を繰り返していたとあるので、恐らく出勤していたと思いますが、被害拡大にはならないようです。

今回の死亡は公務災害に認定された

地方公務員が公務上で負傷したり疾患にかかった際には、「地方公務員災害補償基金」から補償を受けることができます。

公務災害は、勤務時間に起こった災害全てに認定されるわけではありません。

認定基準が設けられており、公務上での災害と認められなければなりません。

詳しくはこちら

 

今回は公務による死亡事故となるため、「遺族補償」や「葬祭補償」などを受けることができます。

最後に

今回はフェレットによる傷から発症した感染症ですが、擦り傷からも発症するため、誰でも発症する可能性はあります。

外出した際の手洗いは非常に重要であることが再認識する必要があります。

 

インフルエンザが流行りだす時期に差し掛かろうとしているので、より一層注意が必要です。

 

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