広島カープ・野村祐輔選手の登録が抹消される。原因は現在不明。

9/2(月)、広島カープの投手、野村祐輔選手の登録が抹消されました。

2日の練習には参加していたそうですが、練習後に登録が抹消されたため、練習中に何かアクシデントがあったことが予想されます。

練習後の記者インタビューには答えていたため、深刻な問題ではなさそうです。

 

野村祐輔選手の登録が抹消される。原因は現在不明。

野村選手は広島カープ投手陣の主軸ともいえる存在で、過去にはベストナインにも選ばれています。

7/25にはFA(フリーエージェント)の取得条件を満たし、今後にも注目されています。

 

今期は2位3位争いが苛烈を極めており、現在3位の広島は、CSに向けて戦力を欠くわけにはいきません。

そんな中、野村祐輔投手の離脱は広島にとっては大打撃でしょう。

 

過去の怪我による登録抹消遍歴

今回の登録抹消が怪我によるものとは断言できませんが、練習後に登録を抹消されていることから、練習中に起こったアクシデントの可能性が高いです。

過去、怪我による登録抹消を振り返ってみます。

 

2013年4月 右肩関節唇損傷で初の登録抹消

2013年は公式戦の開幕から連敗すると、4月17日に右肩関節唇損傷でプロ入り後初めて出場選手登録を抹消されています。

症状は軽度で、治療は10日間で済みました。

登録抹消から1か月後に先発登板し、完投勝利をおさめています。

その後、上り調子で勝利を挙げていき、12勝(2完投勝利)6敗、防御率3.74でシーズンを終えています。

 

肩の不調はこれ以降発症しておらず、本日(9/2)の練習ではノースロー調整だったため、肩によるアクシデントとは考えづらいです。

 

2017年5月 腰の違和感で登録を抹消

ヤクルト戦で先発登板した野村選手は、腰に違和感を訴え、3回で降板し、翌日に登録を抹消されています。

腰の症状は軽症で、11日間で一軍に戻り、そのシーズンの先発ローテを守っています。

 

腰についても違和感があっただけで、後に残るような怪我ではなかったです。

この日の練習ではショートランニングを行っているため、再発の可能性はあるかもしれません。

 

2018年4月 背中の筋挫傷で登録抹消

DeNA戦で先発登板した野村選手は、4回で背中の違和感を感じ、降板しています。

病院での検査で「背中の筋挫傷」と診断され、翌日に登録を抹消されています。

 

6月に一軍復帰しており、シーズンの先発ローテに加わっています。

規定には達成しなかったものの、7勝6敗の成績でシーズンを終えています。

 

今年で30歳の野村選手は先発陣の中で最年長となっているため、体により気を付けていかなくてはいけない年齢になってきています。肉離れや筋挫傷が起きやすくなってきます。もしかするとこの症状の可能性もあります。

 

最後に

今回の野村選手離脱により、広島陣営は先発ローテ再編成を余儀なくされています。

3日からのヤクルト3連戦、3位以上に残るためには意地でも勝ち越したい広島ですが、逆風となりそうです。

 

 

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