本来はいじめを防ぐ立場の教員が、同僚に対していじめを行っていたことが明るみに出て、大問題になっています。
事件が起こった東須磨小学校が、保護者に対して説明会を行いましたが、説明の内容が意味不明な内容となっており、さらなる炎上となっています。
どの様な説明を保護者に対して行ったのかまとめていきます。
いじめ問題に対する学校側の意味不明な対応
保護者説明会で学校側の対応として以下の項目が挙げられました。
1.給食のカレーを一時中止
2.動画撮影された家庭科室を改修
「激辛カレー」がいじめ事件で使われたことから、給食で出される「カレー」がいじめ事件を想起させるとして、給食での提供を一時取りやめる形になっています。
カレーは、小学生が好きな食べ物ランキングで1位になるほどの人気メニューです。
カレーには何の罪もないうえに、規制したところで事件が解決するわけでもありません。
また、家庭科室の改修も、学校のお金が使われるため、遠回しに保護者たちのお金が事件の火消しに使われることになっています。
学校運営に使われる大事なお金を、無駄な対応に使うべきかと批判が集まっています。
今の状況で保身に走るクズ加害者
客観的に見ていじめの範囲を超え、傷害事件であることは明確であることは世の中の誰しもが分かっていることでしょう。
こんな状況において、本事件の主犯格ともいえる40代の女性教員が以下のような信じられない謝罪文を提出しています。
本当にそれまでは、被害教員には自分の思いがあって接していたつもりです。自分の行動が間違っていることに気付かず、彼が苦しんでいる姿を見ることは、かわいがってきただけに本当につらいです。どうなっているのかと、ずっと思っています
以下の動画のような行いをして、「自分の行動が間違っていることに気づかない」「かわいがってきた」と表現するこの加害者は、教師とは真逆に位置するべき存在だったと印象付けられます。
以下、加害者が「かわいがっていた」と認識していた動画
この謝罪文?からは、自分は悪くなかった、相手のとらえ方が悪かったと遠回しに言っているように感じ、保身に走っているように思えます。
本当に被害者の気持ちに寄り添っているのであれば、このような謝罪文にはならなかったでしょう。
加害者側の現在
事件の当事者となった加害者は現在、「自宅で療養」していると、小学校の保護者に対して説明を行っています。
もちろん、「有給休暇」を消化しての自宅療養となります。
なぜ被害を加えておいて療養する必要があるのか、はなはだ理解が不能ですが、未だに表立っての謝罪は一切ありません。
いじめ事件の動画をみた児童4名が不登校になる事態にもなっています。
教育者として最低限、生徒に対しては直接謝罪すべきではないかと、保護者から意見が出ていました。
最後に
今回の事件に関わっている、前校長、現校長、加害者、教育委員会全員が対応を間違っているという救えない状態になっています。
挙句の果てには主犯格が保身に走るという、炎上させにきている対応に、保護者やニュースを見た方全員が落胆しています。
謝罪の意思があるならば、表立っての謝罪を早くすべきだと感じます。
事態を遅らせることがこの問題を大きくする最大の要因だと感じました。