福岡市で高齢者が運転する車が、マンションのエレベーターホールまで進入する事故が起きています。
玄関扉を突き破るほど大きな衝撃があったことが、事故の様子からうかがえます。
以下、報道の内容
12日午前、福岡市中央区のマンションに高齢女性が運転する車が突っ込む事故がありました。
けが人はいませんでした。
【記者】
「マンションに突っ込んだ車はエントランスのガラスを突き破り、入り口部分を塞いでいます」警察などによりますと、12日午前9時すぎ、福岡市中央区大手門の11階建てのマンションの玄関部分に78歳の女性が運転する車が突っ込み、エレベータホールまで突き抜け、止まりました。
この事故でエレベータホールが大きく壊れましたが、運転していた女性にけがはなくホールにも人はいませんでした。
車を運転していた78歳の女性は「マンション向かいの敷地から車道に出る際、アクセルを強く踏みすぎた」と話しているということです。
警察は女性に話を聞くなどして事故の詳しい状況を調べています。
引用元:TNCテレビ西日本
事故の起きた場所について
【マンション名】ファーネストアヴァンティ大濠
【住所】〒810-0074 福岡県福岡市中央区大手門2丁目3−37
事故が起きたのは、「ファーネストアヴァンティ大濠」というマンションで、道路を挟んで向かいにもマンションがあります。
道路は車2台がすれ違える程度の車幅で、スピードを出すような場所ではありません。
アクセルを強く踏みすぎたとありますが、道路に出ようとした際にブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性もあります。
幸いなことに、被害者が出ておらず、運転していた女性もケガはないとのことです。
事故を起こした車種について
高齢者が事故を起こすと言えば「プリウス」を想像すると思いますが、今回の事故は「アクア」で起きています。
プリウス同様、燃費が良いことで有名なハイブリット車種で多くの人が乗車している車です。
プリウスのように特殊なレバー操作ではなく、通常の車と同じ操作感で運転できます。
今回の事故はアクア特有の事故というわけではなさそうです。
最後に
高齢者の事故が増えていく中で、アクセル操作の誤り、ブレーキ操作の誤りがほとんどが原因を占めています。
高齢者の運転免許制度の見直しが今後必要になってくるでしょう。
人を殺める前に免許返納をすることも考えなくてはいけないでしょう。