尾上菊之助「ナウシカ」でケガ、夜講演が中止に。ケガの原因と容体について

新作歌舞伎として、ジブリで人気の「風の谷のナウシカ」が開幕し、2日が経とうとしています。

ジブリ作品とあり、普段歌舞伎を見ない層でも多くの方が足を運んでいましたが、8日の昼の部公演で、主人公・ナウシカ役の「尾上菊之助」氏が演技中にケガをし、夜の部が中止することになっています。

菊之助氏がどのような状況でケガを負ったのか、またケガの容体について調べていきます。

ケガを負った状況について

SNSやネット情報によると、演技の終盤で菊之助氏が乗る「トリウマ」が、揚幕付近で転倒したことでケガを負ったようです。

「トリウマ」とは、作中で登場するダチョウのような容姿をしている架空の動物です。

主人公であるナウシカもこの動物に乗って戦役に向かうシーンが存在しています。

歌舞伎の演技の中で「トリウマ」に騎乗した菊之助氏が揚幕付近で転倒したそうです。

参考

【揚幕とは】

「舞台から見て花道の突き当りの鳥屋の入口に掛けられた幕。」

引用元:歌舞伎用語案内

引用元:歌舞伎美人

菊之助氏が演技していた「新橋演舞場」は、2階席の下に設置されているため、1階席の観客のみが確認できた出来事だそうです。

ケガの容体について

観客の情報によると、舞台説明では「重篤な状況ではない」とのことです。

大事をとっての夜の部が休演という状況になります。

「トリウマ役の人がバランスを崩して花道から落ちた。(菊之助は)腕を痛めたように見えた」

引用元;スポーツ報知

詳細については分かりませんが、花道から落ちたとあるので、骨折している可能性は十分あります。

今後の公演について

夜の部が休演したことで、8日のチケットは払い戻しとなっています。

9日以降の公演は未定となっており、決定次第お知らせをするそうです。

主役のケガとあり、ケガの状況次第では休演の可能性もあります。

松竹のHPはこちら

最後に

人気漫画「ワンピース」の歌舞伎でも、市川猿之助氏がケガをしており、演者のケガが目立ってきています。

猿之助氏は骨折と診断され、休演となっていますが、以降は代役で上演しています。

 

慣れない演目だからこそ安全管理を十分にしていく必要がありそうです。

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