埼玉県羽生市の羽生駅と、秩父市の三峰口駅とを結ぶ秩父鉄道で、高校生が電車にはねられる事故が起きました。
高校生ははねられる前に、降りている遮断機をくぐっていた様子を車掌が確認しています。
事故が起きた現場、事故発生時の高校生の様子とはどの様なものだったのか、調べていきます。
事故が発生した場所とは?
事故が発生したのは、武州荒木―東行田駅間の踏切で起きました。
武州荒木―東行田駅間には踏切が12か所存在し、線路沿いにはガードレールがあるものの、容易に人が侵入できそうな様子です。
踏切も車1台がギリギリ通れるぐらいの細いものがほとんどで、人通りが少ない踏切もありました。
現状、目撃者が車掌だけなので、人通りの少ない細い道に設置された踏切だと考えられます。
事故発生時の様子
事故発生直前に、遮断機をくぐって線路上に侵入した様子が、車掌から確認されています。
現状、ニュース等では目撃者の証言が取り上げられてないことから、人通りの少ない踏切だったことが予想されます。
自分の意志で線路上に侵入していることから、自殺の可能性が高いとのことです。
事故の影響と損害賠償の可能性
午後7時10分頃に事故が起こり、上下線11本が運休するなど、最大80分の遅れが出て、約2000人に影響を出しています。
帰宅時間と重なっていたことから、人の多い時間だったと考えられます。
東京ほど乗客数が多くないとはいえ、鉄道会社が受けた損害は大きなものとなっています。
電車の人身事故で遺族が損害賠償を支払う可能性が出てくるのは有名なことです。
今回のような自ら電車に飛び込んで自殺した場合は、賠償を請求される可能性が非常に高いです。
賠償の内訳
最後に
未来ある高校生が自殺で命を絶つのは心苦しく思います。
自殺する前に、本人の口から家族なり友人なりに相談することが必要なのかもしれません。
また、電車を使った自殺は乗客だけでなく、自身の家族にも多大な迷惑をかけることになります。
今回の事故も自殺と認定された場合には、損害賠償は残された家族に請求されます。
自分のためにも、周りに多大な迷惑をかけないためにも、相談することが重要だと考えさせられました。