吉本興業の問題が大きくなっている今、松本人志が口にした「松本興業」という言葉が話題になっています。
訳アリの芸人を引き取る場所として期待されていました。
しかし、芸人引き取りの場が創られる前に、松本人志の兄・松本隆博が「松本興業」を立ち上げようとしています。
「松本興業」の代表は、隆博と涙活プロデューサーの「寺井広樹」氏、二人で共同代表となっています。
寺井広樹とはどのような人なのかまとめていきます。
寺井広樹とは?プロフィールや経歴まとめ
「松本興業」の共同代表の「寺井広樹」氏は、会社の代表を務めるだけでなく、涙活をはじめとする、様々なプロデュース活動を行ってきています。
プロフィールと経歴についてまとめていきます。
プロフィール
【氏名】寺井広樹(てらい ひろき)
【生年月日】1980年6月8日 (年齢 39歳) 【所属】株式会社たきびファクトリー代表 【実績】涙活プロデューサー 「まずい棒」の考案・命名 |
経歴
兵庫県神戸市出身、同志社大学経済学部卒。大学3年次に早稲田大学政治経済学部に留学。
2009年4月に大学時代の先輩の離婚式をプロデュースしたことを皮切りに600組以上の式に携わる。
2013年1月、意識的に涙を流すことで心のデトックスを図る「涙活」を発案。
2016年7月より怪談蒐集家として銚子電気鉄道「お化け屋敷電車」の企画・演出に携わる。
世界中の文房具店の試し書きの紙を集める試し書きコレクターでもあり、the peggiesの楽曲「I 御中〜文房具屋さんにあった試し書
きだけで歌をつくってみました。〜」の制作に協力。
2018年8月、銚子電気鉄道のスナック菓子「まずい棒」を考案・命名。
漫画家・日野日出志とともに日野作品のライセンス管理、キャラクター制作を業とした日野プロダクションを設立。
2019年7月、日野日出志の素顔に迫るドキュメンタリー映画「伝説の怪奇漫画家・日野日出志」の監督を務める。
「涙活」って何?
「涙活(るいかつ)」とは、意識的に泣くことでストレス解消を図る活動のことです。
涙を流すという行為の効果は以下の通りです。
涙を流すことで、人間の自律神経は緊張や興奮を促す交感神経が優位な状態から、リラックスや安静を促す副交感神経が優位な状態に切り替わる
引用:wikipedia「涙活」より
涙を流す時には、玉ねぎを切ったときにでる涙ではいけないようです。
ストレス解消に必要な「涙」は、感動や悲しみによる「涙」でないといけません。
寺井氏は、映画や朗読会、涙を流すことに特化した落語をプロデュースしてきました。
「まずい棒」って何?
千葉県銚子市のローカル鉄道「銚子電鉄(銚電)」が発売している、「うまい棒」をオマージュした商品です。
8月3日に発売したスナック菓子「まずい棒」が爆発的に売れている。初期生産分の3万本は25日までに完売。予想以上の売れ行きに15万本の増産を決めたが生産が間に合わず、現在は入荷待ちの状態にもなりました。
YouTubeでは最大手「HIKAKIN」氏も動画で紹介しており、さらなる売り上げを見せています。
まずい棒の味は?
その名前を聞いたとき、味がまずいと想像する方が多いでしょう。
しかし、味自体はコーンポタージュ味でおいしい仕上がりになっているそうです。
「うまい棒」は国民的な駄菓子となっているため、知らない人のほうが少ないでしょう。
「うまい棒」と対をなす「まずい棒」とはどの様なものなのか気になる人が多く、爆発的な人気商品となりました。
では「まずい」という言葉は何なのかというと、「銚子電鉄の経営がまずい」というところから来ています。
自社を自虐するネーミングで、発売前からインターネットで話題となっていました。
人気商品「まずい棒」の考案・命名を行ったのが、「寺井広樹」氏となっています。
寺井広樹氏の今後について
今後、松本隆博氏と共同で「松本興業」を立ち上げ、お笑いの祭典「M-1グランプリ」をオマージュして、泣きの祭典「N-1グランプリ」を開催をもくろんでいるそうです。
「まずい棒」と同様のネーミングと、自身がプロデュースする「涙活」を掛け合わせた祭典となります。
共同代表が松本人志の兄というだけあり、話題の初動は非常に大きなものとなっています。
ただ、吉本興業の問題で、世間がセンシティブになっている現状、松本人志の兄が勝手に立ち上げた「松本興業」はある程度の批判が集まることが予想されます。
その現状を覆すような催しになることを楽しみにしていきたいです。