煽り運転「宮崎文夫」逮捕時に出頭を要求、出頭での減刑狙いか?警察は強制逮捕しないの?

2019-08-18

茨城県の高速道路で煽り運転をし車を停止させて、運転手の男性に暴行を加えたとして指名手配されていた「宮崎文夫」容疑者(43)が逮捕されました。

逮捕時に警察官に抵抗して「自らの意思で出頭する」と何度も繰り返し発言しました。

その発言がネットで注目を集めています。

「出頭」を望んだ理由(減刑狙い?)や「警察官は強制的に逮捕しないのか」についてまとめます。

煽り運転男「宮崎文夫」逮捕

次のように報道されました。

 茨城県守谷市の常磐道で「あおり運転」をし、停止させた後続車の男性に暴行したとして傷害容疑で逮捕された宮崎文夫容疑者は、18日午前11時頃、大阪市東住吉区のマンション近くで身柄を確保された。

近隣住民らによると、帽子にサングラス、マスク姿で、携帯電話を持っていた。捜査員5、6人に囲まれ、「自分で出頭させてください」などと叫んでいた。

出典:読売新聞

 

逮捕の言動について

逮捕時に宮崎文夫容疑者は警察官に激しく抵抗しています。

各社の報道では声を荒げる様子も同道されています。

そんな抵抗の中で何度も繰り返し「出頭の要求」と「出頭先の警察署の指定」を発言していました。

叫んでいた発言の一部をまとめてみます。

「自ら出頭します」
「本当に、今から行きますので、自分の意思で」
「ちょっと待ってください、こんな事しないでください」
「警察署に電話していますから、交通課のクモンさんって方に電話してますから」
「逃げも隠れもしません」
「後ろから付いてきてください」

 

出頭で減刑を狙った?

執拗に「出頭」を叫んでいたことから、一部では「出頭することで減刑を狙ったのでは」といった考えもあるようです。

しかし「出頭で減刑される可能性は低い」ようです。

減刑の可能性があるのは「自首」の場合になります。

「自首」と「出頭」の違い

「自首」は次のように定義されます。

犯罪事実が、または犯人がだれかが分からないうちに、犯人が自分から捜査機関に申し出ること。

つまり「犯罪が発覚していない」「犯人が分かっていない」状況で警察に申し出ることです。

 

一方「出頭」は次のように定義されます。

自首とは、犯人が自らが犯した犯罪について自発的に捜査機関に名乗り出ること。

つまり「犯罪が明るみに出て、犯人も分かっているが所在が不明」な状況で警察に申し出ることです。

 

今回の場合だと既に警察官が居場所を突き止めて、職務質問で本人確認しているため「所在が不明」はあてはありません。

そのため「出頭」を望んでも認められるはずがありません。

 

なぜ警察官は逮捕し手錠をかけなかった?

逮捕状も出ていて指名手配されているのにもかかわらず、なぜ警察官は強制的に身柄確保して手錠をかけなかったのでしょうか。

抵抗する容疑者に対してあくまでも「任意同行」の形をとったのでしょうか。

見ていて疑問に思いました。

そんな中「Mr.サンデー(フジテレビ系列)」で弁護士の八代英輝(やしろ ひでき)さんが次のように言っていました。

「逮捕状が出ているので強制執行もできたと思う」
「逮捕状の原本は茨城県にある。上からの指示を待っていたのでは」

なんとなく大人の事情があるのは分かりますが、納得はできませんね。

 

最後に

本当に出頭の意思があったなら、指名手配から時間があったのになぜ出頭しなかったのでしょうか。

逮捕時に帽子やマスクで変装し、大きなキャリーバッグまで持っていて逃げる気満々に見えました。

普通の感覚ならそんなこと信じられるはずがありません。

 

最近は警察が犯人に逃げられたりする不祥事が多発しています。

今回のように明らかに本人な場合は強制執行して無理やりにでも逮捕してほしいです。

 

以上


 

 

Mrサンデー

 

矢代

 

所轄の警察署までは任意でとも

 

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