広島カープの「緒方孝市」監督が、野間峻祥選手に対して平手打ちをして、球団より厳重注意を受けました。
厳重注意を受けた経緯と、過去に厳重注意を受けた監督についてまとめていきます。
平手打ちをする原因となったプレー
6/30のDeNA戦、延長11回表1アウトランナーなしで、6番の打席に立った野間選手
DeNAエスコバー選手が投じた、3球目がインハイに行き、野間選手がフルスイングした。
打球はキャッチャーとピッチャーの間に弱い打球でフライが上がった。
ピッチャーのエスコバー選手が捕球体勢に入るも、落球してしまう。
その時野間選手は、しばらく打球を目で追いながら、ゆっくりと走り出していた。
この怠慢走塁が原因で、エラーにもかかわらず、1塁でアウトになってしまった。
このプレーに緒方監督が激怒し、複数回にわたって野間選手を平手打ちをし、注意したそうです。
緒方監督の処遇
緒方監督自身も、野間選手に対して謝罪をしており、野間選手にもけがはないとのことです。
鈴木球団本部長は「監督が手を出したのは初めてで、常習ではないと判断した。行き過ぎた行為は理由があっても許されない」とコメントを残している。
たとえ怠慢なプレイをしたとしても、手を上げるのではなく、プロとしての自覚を持たせるために口頭で注意すべきだったと考えられます。
緒方監督はどのような人物?
プロフィール
| 生年月日 | 1968 / 12 / 25 |
| 年齢 | 51 歳 |
| 投打 | 右投 右打ち |
| 年棒 | 1億円(推定) |
| 身長 | 181 cm |
| 体重 | 80 kg |
| 血液型 | A 型 |
| 趣味 | ゴルフ |
| 家族 | 既婚 |
| 出身地 | 佐賀県 |
| プロ年数 | 33年 |
| 経歴 | 鳥栖高→87年 広島D3位~09(引退)、10年~ |
タイトル
| ゴールデングラブ | 1995年、1996年、1997年、1998年、1999年 |
| 最多盗塁 | 1995年、1996年、1997年 |
性格
真面目な性格で、頑固なところもある。
例えば、シーズン中の悪い流れも「自分の采配」がうまくいっていないと、一人で抱え込むような性格です。
チームからも心配されており、悪い流れが続けば、自分から決断を下しかねない状況にもなったそうです。
チームでの雰囲気
ウマが合う人たちには普通に話ができ、コミュニケーションに問題はないとのことです。。
ただ、合わない人にはほとんど口を利かないほど、距離を置みたいです。
例えば、過去打撃コーチだった「石井琢朗」コーチや、守備走塁コーチだった「河田雄祐」コーチとはそのような関係だったそうです。
最後に
過去に盗塁王を獲得している緒方監督だからこそ、走塁に対しての思いは強かったと思います。
自身は真面目な性格で野球に対しても真面目で、思いが強いからこそ、野間選手の怠慢なプレーにいら立ちを覚えてしまったのかもしれません。
このご時世、体罰には厳しい世の中になっています。
このようなことで、広島カープを去るなんてことは、ファンの方々も望んではいないです。
以上