山田哲人選手が、8/31に今シーズン第32号のホームランを放ち、33本のホームランを打っている、巨人・坂本選手とDeNA・ソト選手に1本差まで近づいています。
今シーズンのホームランランキングの遍歴と、山田選手の個人成績についてまとめていきます。
東京ヤクルト・山田哲人のHR遍歴
現在HRランキング上位3名を月別で確認していきます。
月 | 巨人・坂本選手 | DeNA・ソト選手 | ヤクルト・山田選手 |
4月 | 7本 | 11本 | 7本 |
5月 | 10本 | 4本 | 5本 |
6月 | 5本 | 8本 | 8本 |
7月 | 7本 | 4本 | 4本 |
8月 | 4本 | 6本 | 8本 |
計 | 33本 | 33本 | 32本 |
7月時点では坂本選手29本、ソト選手27本、山田選手24本と大きく差が開いていました。
坂本選手、ソト選手の両名に言えることは、10本を超えるHRをひと月で打っていることです。
8月の山田選手は、8本のHRを打っており、毎月コンスタントに数を稼いできました。
他の2名に比べてひと月に大量HRを打つということはないにしろ、毎月コンスタントに数を稼いできました。
そのかいあって、現在3位に名を連ねており、4度目のトリプルスリーに向けて猛チャージしています。
山田選手の凄いところは、盗塁成功率
山田選手の凄いところはHRだけじゃありません。
盗塁の成功率がもはや神レベルの領域で行っています。
その成功率は「100%」。今シーズンに入って一度も失敗していません。
しかも盗塁の数が32回と、セ・リーグトップの成績を誇っています。
盗塁32回連続成功はプロ野球記録となりました。
2位との差は4回もあり、盗塁王も視野に入っています。
昨シーズンからは37盗塁連続成功しており、手が付けられない状態になっています。
もちろんバッテリーは、盗塁を最も警戒する選手として対応しているでしょうが、警戒されても成功させています。
盗塁数リーグ1位の背景には選球眼の良さがある
現在盗塁数セ・リーグトップですが、他にもセ・リーグトップの成績があります。
それは四球の数です。
山田選手は四球数が98回と、トップの回数です。2位との差は12回とずば抜けて四球の数が多いです。
その背景には、選球眼の良さはもちろんのこと、強打者だからこそ敬遠の回数が多かったり、厳しいコースをついてくるということです。
四球が多ければ、盗塁する機会も増えるわけですから、トップの成績を誇っているのも頷けます。
4回目のトリプルスリーは行けそうか?
不可能ではないですが、普通の選手であれば厳しいでしょう。
トリプルスリーに到達していないのは打率で、.277と伸び悩んでいます。
残り19試合で33本程度のヒットが必要になってきます。
残りの試合を4割近い打率で乗り越えれば3割に到達するでしょう。
普通の選手であれば厳しいですが、なんにせよトリプルスリーを3回達成している選手ですから、可能性はあります。
最後に
今シーズンは、HR王・盗塁王の可能性が見えてきました。
トリプルスリーは厳しい状況ですが、可能性はあります。
足が速くてHRも打てる、相手チームからすればこれほど厄介な選手はいないでしょう。
このまま4度目のトリプルスリーに向けて走り抜けてほしいですね!