長嶋茂雄氏がCMを担当していたことで有名な警備会社「SECOM」
セコム株式会社はサービス業として国内トップクラスの売り上げを持つ、最大手の警備会社です。
そんな警備会社の社員が、兵庫県尼崎市で窃盗をはたらき、逮捕されました。
窃盗した犯人の顔と名前、犯行が露呈した原因についてまとめていきます。
窃盗を働いた「セコム」の社員とは
【名前】坂上直希 【年齢】24歳 【職業】警備会社勤務(SECOM) 【住所】大阪市 【SNS】現在不明 【罪状】窃盗 法定刑:10年以下の懲役又は50万円以下の罰金 |
窃盗したのは、医師の家で、腕時計・ネックレスなどの貴金属を125万円相当盗んでいます。
窃盗品については、すでにリサイクルショップで売り払ったそうで、容疑も認めています。
また、以前にも坂上容疑者が出勤した家で同じような犯行が起きていることから、余罪があるとみて取り調べを受けています。
逮捕に至った経緯
犯人が捕まった原因は、なんと警報が鳴り、出勤した際に合鍵を使って侵入し、貴金属を盗み取ったそうです。
警報で緊急出勤した坂上容疑者は、家主に「警報機の誤作動」と伝えた後に、クローゼットなどから窃盗を行っています。
警備員の立場を利用した、悪質極まりない犯行に、批判が相次いでいます。
なぜ犯人は合鍵を持っていたのか?
SECOMのサービスを簡単に説明すると、警報機が鳴った時に、家主が不在の場合でも家の安全を確保するために、事前に合鍵を預けます。
SECOMとしては絶対的な信頼の上で成り立っているサービスとなります。
しかし今回、合鍵を悪用した犯行だったため、SECOMに対する信頼は落ちたと言わざるを得ないでしょう。
一部報道では、「元社員」と報道することで、少しでも信頼失墜を和らげようとしています。
広報は今回の事件について以下のコメントを残しています。
ポイント
「元社員が逮捕されたことは遺憾。お客様に不安を与え、大変申し訳ない。捜査に全面的に協力したい」
このコメントを見ただけだと、退社した後の犯行だとミスリードしているように思えます。
事件は、勤務時に起こしているので、社員時代の犯行であることは間違いないです。
最後に
警備会社は窃盗などの犯罪から家を守るために存在しています。
今回の犯行は顧客の信頼を裏切る最低の行為となっています。
余罪の可能性も残っており、SECOMが信頼できない会社と思われても仕方がないです。
一人の犯行が会社を傾けかねない大きな出来事になってきています。