ニコ生放送中に富士山で滑落事故、捜索を行うも現在も行方不明に。生主のチャンネルと事故の詳細とは

日本一の標高を持つ世界遺産の「富士山」で滑落事故が発生しました。

事故の様子はニコニコ生放送で放送されており、滑落する瞬間をとらえた映像は、途中で途切れ、安否は不明となっていました。

現在、捜索隊が出動していますが、本人は見つかっておらず、行方不明となっています。

 

なぜこのような事故が起きたのか、また事故を起こしたチャンネルの放送主はどの様な人なのか調べていきます。

滑落事故を起こした生主の詳細

滑落事故を起こした生主は「TEDZU」氏とネットでリークされています。

放送を行っていたチャンネルはこちらのアカウントで放送されていたそうですが、放送自体が削除されており、確認することができません。

事故が起きる前のツイッターでは以下のようなツイートを残しています。

 

 

河口湖は富士山の近くに存在する、富士五湖の1つに数えられる相模川水系の湖で、静岡へ向かっている様子が撮られています。

今年の夏にも、東京から富士山に登る放送を行っており、生放送も実施されています。

 

滑落事故の詳細

滑落事故が起きる直前、本人からは「滑るな」「斜度が30度以上ある」などコメントしています。

山道は一面雪が積もっており、周りには登山客は見られませんでした。

滑落防止用の柵もありましたが、運悪く足を滑らした箇所には柵が設置されていませんでした

 

滑落の様子は5秒ほど放送されていましたが、途中で映像が止まっています。

現在放送アーカイブは見ることができませんが、TwitterなどのSNSで拡散されています。

 

滑落が起きた場所は、ツイッター上で以下のように特定されています。

 

なぜ滑落事故が起きたのか

事故が起きた要因は大きく以下の2つとされています。

1.冬の富士山であること

2.十分な装備で登頂していなかったこと

 

1.冬の富士山であること

富士山山頂付近は雪が積もっています。山道も雪が積もっており、非常に滑りやすい状況となっています。

加えて斜度が急になっているため、通常の靴では登頂が非常に困難な状況となっていました。

 

2.十分な装備で登頂していなかったこと

事故が起きた当時、放送主は軽装で登頂を試みており、雪山登山用の靴「アイゼン」や、「ピッケル」などを装備していませんでした

その上、放送中にコメントに対して反応していることから、スマートフォンを見ながら登頂を行っていたことが分かります。

 

放送中に「手が冷たい」「カイロ持ってこなかった」「足跡があるから辿っていこう」「凄い滑る」「30度くらいの坂になっている」等のコメントを残しており、非常に危険な状態であったことが分かります。

 

カイロなど防寒対策を怠っていたことから、過去の登頂経験からくる余裕で準備を行った可能性があるとみられます。

 

ヘリでの捜索が行われているが、見つからず

静岡県警察が捜索を行っているようですが、現在も見つかっておらず、行方不明となっています。

滑落時にスマートフォンを落とすような場面があったことから、本人は生きていて連絡が取れない状況という場合も考えられます。

 

しかし、雪山で行方不明から1日が経とうとしているため、安否が危ぶまれています。

 

最後に

最近山での事故が増えています。

特に富士山などの標高が高い山では、雪が降っている箇所もあり、入念な準備を行わないと危険な状況になっています。

 

同じ山でも夏と冬では難易度も必要となる装備も変わってきます。

これから登山を考えている方は準備を怠らないよう、最悪の状況を考えて装備選びをしましょう。

 

 

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