埼玉県に住む無職の女性が、競馬の最高ランクG1で優勝経験のある競走馬のたてがみを切断したことで逮捕されています。
逮捕された女の詳細について調べていきます。
以下、報道の内容
北海道日高町の牧場で、引退した競走馬のたてがみが切られた事件で、警察は、埼玉県に住む55歳の女を器物損壊の疑いで逮捕した。
埼玉県の田中和世容疑者は、去年9月、日高町の牧場で引退した競走馬のたてがみを切断した疑いが持たれている。
この牧場では、いずれもG1レースで優勝経験のあるタイキシャトルとローズキングダムの2頭の被害が確認されていた。
被害にあった牧場・岩崎崇文さん「体に傷がついたら、感染もありうる危険な行為」
警察によると、当時、牧場を訪れていた見学者の絞り込みや牧場関係者などへの聞き込みから田中容疑者が浮上したという。
北海道では、ほかの牧場でも元競走馬2頭のたてがみが切られる事件が起きていて、警察は関連を調べている。
引用元:日テレNEWS24
犯人の詳細について
【名前】田中和世(たなかかずよ) 【年齢】55歳 【性別】女性 【職業】無職 |
逮捕されたのは、埼玉県に住む無職「田中和世」容疑者です。
田中容疑者は、競馬の最高ランクG1で優勝経験のある競走馬「タイキシャトル」と「ローズキングダム」のたてがみを切断した疑いで逮捕されています。
インターネットでは競走馬のたてがみが販売されていることも確認されており、関与を調べているそうです。
同時期に複数の牧場で同様の被害があったようで余罪があるとみて取り調べを進められています。
別の報道では、田中容疑者に軽度の精神障害について言及されていましたが、ファーム見学でわざわざ刃物を持っていく計画性があることから、十分責任能力があると思います。
精神障害を理由に無罪になる場合もあると考えると、納得がいかないですよね。
被害を受けた競走馬について
【名前】タイキシャトル 【年齢】26歳 【性別】牡 【経歴】G1 マイルCS 1997年・1998年 |
【名前】ローズキングダム 【年齢】13歳 【性別】牡 【経歴】G1 朝日杯フューチュリティS 2009年 |
この事件で被害を受けた「タイキシャトル」と「ローズキングダム」はG1で複数回優勝した経験を持っています。
いずれも結果を残している人気の馬で、特にタイキシャトルは最優秀短距離馬にも選ばれるほどの実力を持っていたようです。
人気の馬を狙ってたてがみを切断していたことを考慮すると、熱狂的なファンもしくは販売目的の可能性が考えられます。
事件が起きたファームについて
被害を受けたのは、北海道の日高町に位置する「ヴェルサイユファーム」という牧場です。
引退した競走馬の余生を充実したものにしていく活動をしており、馬を大切にしているファームであることがわかります。
ヴェルサイユファームの会長は、宝塚歌劇団に所属していた「岩﨑 美由紀」さんが務めています。
最後に
今回はたてがみのみに被害があったことで、軽症で済んでいますが、刃物が皮膚を裂いていたらと考えると、非常に危険な行為だと思います。
本当に馬が好きならこのような行為はできないと思うので、なにかしら悪いことを考えての行動だったと予想します。
馬の命を危険に晒したこの女性は、厳正な処罰を受けて欲しいです。