山口県で、授業中にわいせつな動画を流してしまい教師が減給処分となっています。
事件の詳細について調べていきます。
以下、報道の内容
山口県教育委員会は授業中に誤ってわいせつな動画を表示した県立高校の男性教諭を22日付けで減給の懲戒処分としたことを発表した。 懲戒処分を受けたのは下関市の県立田部高校の57歳の男性教諭。県教育委員会によるとこの男性教諭は先月30日、担当する英語の授業で私物のタブレット端末を使って電子黒板に教材の画像18枚を表示していたところ誤って同じフォルダー内に保存されていたわいせつな動画を数秒間、表示したという。教諭はすぐに校長に報告し校長はその日のうちに全校集会と緊急保護者会で生徒や保護者に謝罪したという。県教委は、職の信用を著しく失墜させたとして22日付けで、この男性教諭を減給10分の1、1か月の懲戒処分とした。教員が授業で私物の端末を使うことは禁じられていないが県教委は原則、支給されている端末を使うことや、私物の端末を使う際は事前の動作確認を徹底するよう市町の教育委員会と県立学校の校長に文書で通知した。
出典:KRY山口放送
事件の詳細について
写真未公開 | 【名前】不明
【年齢】57歳 【性別】男性 【職業】高校教師 |
事件当時、担当する英語の授業で、私物のタブレットを使用しており、画像を使って授業をしており、同一フォルダに保存されていたわいせつな動画を誤って流してしまったとのことです。
事件後、すぐに校長に報告し保護者に謝罪をしたようです。
1か月間減給10分の1の懲戒処分となったようです。
事件の起きた高校とは
【学校名】山口県立田部高等学校
【住所】〒750-0313 山口県下関市菊川町大字田部1074
事件は「山口県立田部高等学校」で起きたようです。
ネット上の反応
〉教諭はすぐに校長に報告し校長はその日のうちに全校集会と緊急保護者会で生徒や保護者に謝罪したという。
教諭のミスの内容はケシカランが、教諭、校長ともすぐに対応した点は誠実さを感じる。
絶対にあってはならないミスです。
それと同時に、とても誠意のある素晴らしい対応です。
最大の問題点は、不適切な動画を流したことに加えて…私物のタブレットを使用せざるを得ない環境にあるように感じます。
そもそも、タブレットを必要な校務(授業)で使用する機器を私物の製品に頼らないといけないところに問題があります。
おそらく…校務用のタブレットは整備されていないか、台数に限りがある、必要なソフトを導入できないから使い勝手が非常に悪い…そういった理由が考えられます。
このような機器は、しっかりと教員1人1人にかなり自由度の高いしっかりとしたものを上が用意しないといけないと思いませんか??
これだけICT教育と謳うのなら…教員に最高の環境を整えてあげませんか?
知り合いの教員からは…縛りが多すぎて学校のタブレットなんて使い物にならないとしか聞かないので。
この手のミス定期的にあって私物使わなきゃいいのに、、と毎回思っちゃうけど教員用に支給してくれないものなの?
問題は、『私物の端末を授業で使わなければならない環境』であること。
学校の端末はセキュリティ上、制限が多く使い勝手が悪い。スペックが低かったり、持って帰るのにいちいち管理職に報告したり。
ギガスクール構想があるので、必要なところにお金を投資するべき。
最後に
私物のタブレットを授業で使わなくてはいけない環境ということに驚きです。
生徒の情報などが入っていれば大きな問題につながりかねないと思いますが・・・。
とはいえ授業で使うことが分かっていれば対策はできたと思いますね。