最近暴力団の報道が数多く取り上げられ、世の中が緊張している中、鹿児島でも暴力団幹部が逮捕されています。
事件は5年前で、当時1歳だった子供の身体を揺さぶり、右半身が麻痺する後遺症を残しています。
犯人の詳細と、所属する暴力団について調べていきます。
以下、報道の内容
5年前に当時1歳の男の子に暴行を加え、けがをさせたとして逮捕された男の身柄が鹿児島地方検察庁に送られました。
傷害の疑いで送検されたのは、指定暴力団四代目小桜一家傘下団体幹部、地所新弥容疑者(41)です。警察によりますと、地所容疑者は2015年9月8日夜、大崎町菱田の自宅で当時交際していた女性の子どもである1歳の男の子に身体や頭を前後に揺さぶるなどの暴行を加え「急性硬膜下血腫」などのけがをさせた疑いが持たれています。男の子は現在5歳で右半身のまひなどの後遺症があるということです。
地所容疑者は17日夕方出頭し逮捕されましたが、警察は認否については明らかにしていません。
引用元:KKB鹿児島放送
逮捕された暴力団員について
【名前】地所 新弥(ちしょ しんや) 【年齢】41歳 【性別】男性 【住所】大崎町菱田 【職業】暴力団幹部 【罪名】傷害罪 |
逮捕されたのは、暴力団幹部の「地所 新弥(ちしょ しんや)」容疑者です。
鹿児島県の指定暴力団「四代目小桜一家」の傘下団体の幹部をしていたそうです。
送検時には顔を隠しており、詳細な顔写真は無いです。
参考
人の身体を害する傷害行為を内容とする犯罪
傷害罪で有罪となった場合、15年以下の懲役または50万円以下の罰金
指定暴力団「小桜一家」とは?
【名前】四代目小桜一家 【本部】〒892-0837 鹿児島県鹿児島市甲突町9-24 【組長】平岡喜榮 【構成団員】約60人 |
初代総長の大里清蔵が鹿児島市内を本拠地として『小桜組』を結成。これが1948年(昭和23年)のことで、やがて片平孝の代を経て、1969年(昭和44年)に神宮司文夫が三代目を襲名。
規模を拡大させたのち、1988年(昭和63年)に平岡喜榮が四代目を襲名。1992年(平成4年)の7月をもって暴力団対策法に基づく指定暴力団となった。
2009年における鹿児島県議会の報告によれば、勢力拡大に向けての活発な動きが見られると同時に、鹿児島県内への進出を続ける山口組との対決姿勢を強めている。
引用元:wikipedia「小桜一家」
鹿児島県の指定暴力団となっている「小桜一家」は現在、「平岡喜榮」氏が組長として襲名しています。
組長は、2019年の6月に有印私文書偽造で逮捕されており、報道もされたため、知っている人もいると思います。
鹿児島をシマとして陣取っており、有名な暴力団「山口組」にも睨みを効かせています。
最後に
子供の身体を揺さぶった経緯については分かりませんが、大人側は力を加減しているつもりでも、子供からすると大きな力となる場合があります。
今回の事件では半身麻痺という後遺症が残っていることから、脊髄を損傷するぐらい強い力で揺さぶったことが推測されます。