高齢化社会に伴い、高齢者を狙った詐欺被害が多くなってきています。
最近は手口も巧妙化してきており、日々新しい手口が編み出されています。
そんな中、女子U-19に選出された経験を持つ、元なでしこの「井口祥(いぐちあき)」選手が振り込め詐欺に加担したとして逮捕されています。
日本の代表選手が詐欺で逮捕されたことで、ネットで大きな話題となっています。
元なでしこの「井口祥(いぐちあき)」氏のプロフィール
【名前】井口祥(いぐちあき) 【年齢】27歳 【経歴】日本航空高 INAC神戸 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【実績】U-19日本代表 |
INAC神戸では、女子サッカーの代表選手「澤穂希」選手ともチームメイトでした。
2014年にプロサッカー選手としてのキャリアを終了しています。
引退後は、東京都世田谷区の不動産で勤務しています。
テレビ出演もしており、テレ東の「家、ついて行ってイイですか」で、妻と共に紹介されていました。
女性なのになぜ「妻」が存在する?
井口氏は、同性愛者で戸籍上は女性ですが、女性の方と結婚しています。
テレビ上ではイケメンすぎると紹介されており、女性からも愛されそうな顔立ちをしています。
見た目も、短髪で服装も男性用の服を着ているため、パッと見では男性に見られてもおかしくないです。
ちなみに妻も美人で、顔写真は以下の通りです。
井口氏が行った詐欺の犯行手口とは
井口氏はいわゆる「受け子」として詐欺を行っていました。
受け子とは
振り込め詐欺などの犯罪で、直接現金を受け取る役をいう隠語。
金を要求する電話を掛けて騙す役の人間を「掛け子(架け子)」、振り込ませた金融口座から引き出す役の人間を「出し子」、金融口座を使わずに直接接触して現金を受け取る役の人間を「受け子」
犯行の手口は「キャッシュカード」を騙し取るという手法でした。
共犯者の「掛け子」が「あなたのキャッシュカードが偽造されている」、「新しいカードにする必要がある」、「これから取りに行く」と高齢者に電話を掛けます。
そして「受け子(井口氏)」がキャッシュカードを取りに行くという単純な手口でした。
11月1日に「緊急逮捕」と報道されているため、恐らく現行犯逮捕されたとみられます。
被害者男性(77)の防犯意識が高かったことが考えられ、犯行を防ぐことができています。
逮捕された井口氏は「自分は受け子だった」と供述しているとのことです。
考えられる刑期
振り込め詐欺の「受け子」として逮捕された場合には「詐欺罪」が適用されます。
詳しくは以下のような刑罰が下される場合があります。
ポイント
最大で23日間身柄を拘束される
有罪になれば前科がつく
10年以下の懲役刑に処される
起訴前に被害者との示談が成立すれば、早期釈放や前科回避を期待できます。
逮捕から起訴までは、長くても23日間しかありません。
引用元:刑事事件弁護士ナビ
詐欺罪は法定刑でも重い犯罪で、示談が成立しない場合は懲役刑となります。
最後に
元日本代表で国を背負って戦ってきたプレイヤーがこのような犯罪で逮捕されるのは非常に悲しく思います。
高齢者からお金をだまし取るという卑劣極まりない犯罪を行ったからには、厳正な処罰を受けて欲しいと思います。
何よりも、守るべき妻に多大なる迷惑をかけることになります。
自分がやったことの重大さを再認識していただきたいです。